ご利用者がいきいきと自分らしく日々の生活を送れるように、入浴や食事、排泄介助など、さまざまな身の回りのお手伝いを行うのが介護職員の仕事です。ご高齢になると身体の機能が徐々に低下していきます。ご利用者が「今、できること」を正確に見定め、身体機能を維持できるようなサポートを行っていきます。また、精神的なケアも大切な仕事のひとつです。認知症ケアの取り組みや、さまざまなレクリエーションを企画・開催し、ご利用者のQOL(生活の質)を向上させる取り組みも進めています。
花田 春香
グループ部 2012年入職
茨城県立古河第二高等学校卒
特別養護老人ホーム 愛光園で、ご利用者の生活介助を担当しています。身の回りのケアが仕事の中心になりますが、可能な限り、皆様が自立した生活を送れるような支援を心がけています。
たとえば、骨折したご利用者がいらした場合。日夜寝たままでいると、足の機能があっという間に落ちてしまいます。そこで、昼と夜の区別をつけ、日中は起きた状態で生活をしていただき、機能回復を目指すようにしています。また、日常の介助以外にも、QOL向上委員会のメンバーとして、レクリエーションの企画・運営を担当しています。
先日は、日帰り旅行を開催したばかり。外出に制限のあるご利用者もいるため、近隣の場所で実施しましたが、予定していたご利用者全員が参加でき、全員無事に園に戻ってくることができました。私はこの仕事が大好きだし、皆様の笑顔を見るたびに私の心まで嬉しくなります。
まだまだ若手の私ですが、ご利用者が快適に生活を送れるよう、これからも全力で仕事に取り組んでいきたいと思います。
AM 7:00
今日は早番の日。6時過ぎに家を出発し、7時に出勤。夜勤のスタッフと申し送りをした後、ご利用者の起床介助を行います。
食事やトイレの介助を行い、その後、入浴介助とおむつ交換のチームに分かれます。この日は入浴介助を担当。
AM 9:00
PM 12:00
昼食の介助を行います。食べ物をかんだり飲み込む力が弱い方もいらっしゃるので、その方に合った介助をすることが大切です。
ご利用者の生活の様子や身体機能の状況を記録します。わずかな変化も見逃さず、詳細に記録することが大切です。
PM 13:00
PM 15:00
デスクワークを終えたら、ご利用者の介助に戻ります。どんな時も笑顔でお声がけをし、皆様のお話を傾聴するよう心がけています。
記録業務を行ったら、退勤。次の日の勤務が早くなければ、買い物に出かけたりもします。
PM 16:00